1号機関車 フルスクラッチ? [鉄道模型]
小学校のころから、蒸気機関車が好きでした。
今もそうですが、およそ鉄道模型というものは、かなり高価な部類に入る模型ではないでしょうか。
当然、私にはNゲージさえ遠い雲も彼方のモノ。
クリスマスに買ってもらえた、大滝製作所の1/50のプラモが一番の楽しみでありました。(思えばあのモデルで、構造なんか勉強したような気がします。)
で・・・
なければ作れ・・・とばかりに一生懸命作っていたのが、ペーパークラフト。
「蒸気機関車スタイルブック」をバイブルにオリジナル設計。
誠文堂新光社から蒸気機関車のペーパークラフト集がでていましたが、それすら買えなかったので、全く参考にはしていません。
10代半ばに製作したものの一つが、これです。
「1号機関車 初期型」
スケールは 1/80 13mmゲージ(?)
材質は、黒い画用紙 1種類のみ
設計からオリジナルで、35年位前に製作したものです。
大宮の「鉄道博物館」に保存されている現在の姿は後に改造されたもの。
明治5年に鉄道が開通した当初は、このように、ボイラーの位置が低く、スマートなスタイルでした。(見ていたわけではありませんが。)
何を参考にしたか記憶にありませんが、結構正確に設計したはずです。
今ならCADで設計から展開図まで描いてしまいますが、当時はグラフ用紙に設計図を描き、ラフに書いた展開図を、三角定規とコンパスで画用紙に直接清書。
1種類の紙でどこまでできるかということで・・・
歪みまくりですね。 でも、ブレーキやロッドまで作っているんですヨ。
「三つ子の魂・・・」ではありませんが、私の原点かもしれませぬ。 今もやってること、かわりませんなぁ。
当時は ペーパークラフト作家 に憧れていました。
仕事ください・・・。(いや、マジです。)
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