ミネルバ クラッシャージョウ [アニメモデル]
「クラッシャージョウ」
1980年台のスペースオペラ小説。原作は高千穂遥氏。
”クラッシャー”と呼ばれる宇宙のなんでも屋(?)の若き腕利き、ジョウのチームの活躍を描いた作品。
安彦良和氏の監督で、劇場用アニメとして1983年公開。(その後、OVAでも2作品あり。)
音楽はなんと、あの前田憲男大先生です。 当時サウンドトラックをかなり聴きました。
メカニックデザインは、河森正治氏。
物語のキーとなるキャラクターで、チョット年上の女性マチュアさんがとても素敵でした。演じた武藤礼子さん、上品な声では池田晶子さんと並ぶ声優さんと思っておりましたよ。(武藤さんは2006年に他界されました。ご冥福をお祈り申し上げます。)
さて・・・
長い前振りでしたが、クラッシャー・ジョウのチームが駆る宇宙船が「ミネルバ」であります。
模型は、「WAVE」の1/500。 総プラスチックで軽いです。
オリジナルデザインからは、結構アレンジされているそうなのですが、今手元に資料がなく良くわかりません。(エンジンの前部がやたら丸い気はしていますが)
スペース・シャトルのようなリフティング・ボディ・デザイン。 本当に、大気圏突入や飛行が出来そうなデザインです。 この様な、飛行機然とした「宇宙船」は珍しく新鮮に感じました。
この機体もどの角度から見ても見飽きない、カッコイイ、デザインだと思います。
主翼端(ウィングレット?)は角度可動。
格納庫の扉を開いています。中の「ファイター2」が見えますか?
上面パネルを外すと、格納庫内が見えます。 ファイター1、2、ガレオン。
ギリギリですなぁ。
格納庫は床ごと外れます。こんなかんじで。
機首のコクピットのある部分の大胆な造形(戦闘機ならキャノピーのような部分)にびっくりしました。
わたし的には、前端をもう少し寝かせても良かったんじゃないかと思いますが。
下面ミサイルハッチ・オープン
機体上面の二連装砲とミサイル。
この部分のギミック。ハッチや砲塔の開き方、収納等、(多分)設定通りに動く凝った構造になっています。
ランディング・ギアを展開して着陸。
付属のスタンドと、正しい(?)飾り方。
機体のてかてかの艶有塗装はちょっと安っぽいかも。
パネルラインはかなり派手に入っていますが、意外にうるさくないです。 むしろこれくらいあったほうがそれっぽい気がする。
ギミックのパネルもきっちりできていて、開けるには、付属の専用治具が必要です。
(どこが開くのかがわからない程です。)
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「マクロス」とほぼ同時期。
河森正治氏のファンになってしまったきっかけの一つです。
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