コルト・ウッズマン・スポーツ CAW [モデルガン]
アクセス解析を何気なく見たら、ここ最近「モデルガン」ネタへ多くのご訪問をいただいています。 何かトピックスでもあったのかな?
(ちなみに一番多いのは、「美雪」ちゃんです。 )
で・・・ほったらかしにしていたものを思い出し、引っ張り出しました。
コルト・ウッズマン・スポーツ CAW様謹製
もとは「MGC」の大ヒットモデル。 私も初めて購入したモデルガンがこれでした。 もちろん「ワイルド7」の影響です。
CAW様では先行して「マッチターゲット」をリリース。多くの改良を施してのリバイバルでしたが、いかんせん仕上げが荒く”せっかくの努力がだいなし”感の大きなものでした。 私も以前酷評してしまいましたが。
”本命”のスポーツモデルは・・・?
結論から言うと、全盛期のMGCには及ばないものの、マッチターゲットよりは仕上げも良く、まあまあという感じですか・・・。
急な角度のグリップがスマートさを強調しています。 細見でサムレストのおかげもあって、とても手になじみます。それでも私の手ではマガジンキャッチに指がとどきませんが。
小型の拳銃なので、映画などでは画面映えがしないかもしれません。でも飛葉の銃は銃身を切り詰めたウッズマン・スポーツしかないですよね。
この、「がばっ!」と開くスライドが新鮮でカッコ良いポイントの一つでした。 リアサイトが、激しく動きガタもあるスライド上にあるので、照準精度は悪かったとか。
マガジンはCAWにて新製されたとのこと。 どうせなら実銃通り10発入りにならなかったのかなぁ・・・と以前にも言ったか・・・。
ウッズマンはストライカー式ではなく、ハンマー内装式シングルアクションです。 コック&ロックができるのはいいとして、外観からは今どういう状態か(カートリッジはチャンバーに装填されているか、ハンマーはコックされているのか)が分からないのではないでしょうか? まあ、一度スライドを引いてみればいいんですが・・・。 大らかな時代の拳銃ということでしょうか。
CAW品の刻印 馬がやや小さいです。 リサーチをし直しているとのことなので、こちらが正しいのでしょう。
マッチターゲットにあったスライドのヤスリ傷のようなものは小さくなっています。(スライドストップノッチの角部に少し残っています。)
MGC のHW品の刻印
スライドストップノッチの角部に金型修正の跡? ここはどうも問題のある箇所だった様子。
表面の仕上げや質感はMGCの方が圧倒的に良いです。
左:CAW 右:MGC
同じライティングで色味がこんなに異なります。
実は一番気になっていたのは下記の件です。
左:MGC HW 右:CAW
この「ウッズマン・スポーツ」は、バレルが右を向いてついている(傾向がある)のです。
左のMGC品は改善されているように見えます。 しかし右のCAW品は明らかに右向き。
これは一番最初にリリースされたときからなのです。 (個体差にしてはアタリ確立高いし)
今回も心配していた点です。
なけなしのおこづかいをはたいて買ったウッズマンのバレルが「あっち向いてホイ!」しているのにショックを受け・・・購入した「MGCボンドショップ(御徒町の雑居ビル 4階。 5階だったかな?)」に問い合わせました。
1回目:「そんなことはありません。」と、けんもほろろにあしらわれ・・・。
2回目:「安全対策にまっすぐついていないのです。」 と納得のいかない、異なった回答。
あれから30有余年・・・。 謎はCAW様に引き継がれました。何故なんですか?
オリジナルの飛葉モデル。 (画像加工・・・) リアサイトが異なりますが。
実際にバレルをカットすると、ブローバック時デトネーターが「発射」されてしまいます。(←これも以前書いたっけか?) 危険なのでできません。
CAWさん、「ブルバレル」や「派手なサイト付」や「44口径」ではない、素の「飛葉モデル」(または「飛鳥次郎モデル」とも言う?)をリリースしてくれちゃったりするとウレシイんだけどなぁ・・・・。
P.S.
仕事ください。 S&W M59 や M27 、H&K P7 のモデルガン設計がしたいです。 いや、マジで・・・。
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