M1911A1 トランジション [モデルガン]

今年も無計画な本ブログです。 

「コルト・ガバメント」特集(?)を始めてしまいましたので、所有するガバ系モデルガンを発掘してきました。

そして衝撃の事実が!!!

M1911A1 トランジション・モデル  MGC

M1911A1_01.jpg
 
オークションで入手しました。 純粋な?MGC製です。 前オーナーが木製グリップに交換していました。
M1911A1_03.jpg
M1911A1_05.jpg
 
実はこのガン、「M1911A1」(いうなれば、ふつーの軍用ガバ)のつもりで入手したものでした。
「1924 トランジション・モデル」はこの後、別に「新日本模型・MGC」のものを入手していました。
今回、改めてながめてみて初めて知りました・・・・これ「トランジション」じゃん・・・。
箱にはでっかく「M1911A1」と書いてあるだけでしたので、普通のミリガバだとずーーーと思っておりました。
 
いやそもそも「トランジション」ってなんだ? 
いやいや、「M1911」と「M1911A1」の違いってなんだ?
・・・・という根本問題にまでさかのぼって自問してしまう始末であります。
ガバはバリエーションも多いので今まで真面目に調べたことがなかったのでした。 お恥ずかしや。
 
で、米国のサイトをサーフィン・・・。
1911-1911A1text.jpg
 
うん、再認識・・・。
で、「トランジション」って?
手元に体系的に解説された資料を持ち合わせなかったので、ネットからの断片的な情報を整理、抜粋。
(間違っていたらご指摘ください。)
 
1911年3月29日:ジョン・ブローニング設計、コルト社製造の、.45口径オートマチック拳銃が米国陸軍の制式サイドアーム「M1911」として採用される。
 
1923年4月20日:M1911改良版を10,000丁受注。 シリアルナンバー700001~710000が割り振られる。
 
1924年1月~1925年7月:製造
 
1926年6月15日(5月26日の記述もあり):改良版M1911を正式に「M1911A1」として認可。
 
1938年1月27日:図面、正式承認 (←なぜかずっと未承認だったらしい・・・)
 
以下省略・・・
 
つまり、1924年~1925年製造の約1万丁の改良版は、製造時には正式名がまだ無かったことになります。
 
そこで スライドには従来の「M1911」と同様の 「MODEL OF 1911 U.S.ARMY」の刻印が打たれました。
また検査は、Walter T. Gordon 大尉によって行われ、「WTG」のインスペクションマークがスライドストップ下方あたりに打たれました。
 
以上のように、スタイルは「M1911A1」でありながら認可の遅れでその刻印が打てなかったモデル。
(仕上げは「M1911」を継承)
それが、「トランジション 過渡期 モデル」(正式名称ではありません) だということと理解しました。
 
M1911A1_02.jpg
M1911A1_TR_08.jpg
検査官 Walter T. Gordon 大尉 (在任1921年12月5日~1926年3月3日)のインスペクション・マーク
WTGの外側にサークルがあるのは初期の刻印とのこと。
 
M1911A1_04.jpg
 
「M1911」と同じスライドの刻印。 シリアルナンバーは702171 つじつま合ってます。(たぶん)
 
M1911A1_08.jpg
 
M1911A1_09.jpg
 
やれやれ、なんか納得はしたんですが、正しいんだろうか?
 
 
 
 

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