里山現代美術館「キナーレ」企画展 [アート]
里山現代美術館「キナーレ」企画展
2014冬 企画展 Lights in Snowland
信濃川、越後の土、落葉広葉樹、集落、濃密な風景、トンネル、縄文土器、雪といった越後妻有の地勢、歴史をテーマとした常設作品群を有する 越後妻有里山現代美術館[キナーレ]。地域そのものを施設に埋め込み、世界・現代・地域・里山が交錯する美術館を目指しています。今回の企画展は、雪に閉ざされる地に住む人々が抱く様々な思いを切り口に、越後妻有の魅力を照射しようとする試みです。長いときには5ヶ月も雪に囲まれ、積雪3mを超える中に生きていく人々が抱く、春を待ちわびる心、厚い洋服を脱ぎ捨てて思い切り体を動かしたいという子供たちの思い、重さから開放されたいという希求など、雪国の人々の営みに寄り添う美術的アプローチを探求します。困難な自然を、克服する対象と捉える科学的な探求ではなく、それらを生きていくための与件として捉え、礼賛し、観客の知覚や思考とともに生じるダイナミックな体験そのものを「作品」として浮上させることで、越後妻有の新たな魅力を発見する契機とします。
会期: 2014年1月11日(土)~3月23日(日) |水曜日休館
時間: 11:00〜20:00 |ナイトプログラム:17:30 (※)〜20:00 |最終入館 19:30
※日没時間によって変更あり。
鑑賞料: 1,000 円(団体料金800円)、小中学生 600円 (団体料金400円)
※ 日中・ナイトプログラム 各1回/計 2回 鑑賞可。
※ 関連プログラム「冬のあそび場」が無料にて体験できます。
※イベント開催時及び、天候により一部作品をご覧いただけない場合があります(詳細は決まり次第お知らせします)。
助成: 平成25年度文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
協力: カラーキネティクス・ジャパン株式会社、株式会社ハートス、株式会社中川ケミカル
Lights in Snowland 参加作家:大巻伸嗣、木村崇人 、高橋匡太、中村敬、松尾高弘
コレクション展示:ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー、レアンドロ・エルリッヒ、カルロス・ガライコア、マイケル・エルムグリーン&インガー・ドラッグセット、カールステン・ニコライ、山本浩二、栗田宏一、カールステン・へラー、クワクボリョウタ、眞田岳彦、マッシモ・バルトリーニ
(以上、公式サイトより抜粋)
会期あと2週間もない・・・(涙)
娘の受験が終わったら訪問予定です。
CGWORLD 蒼き鋼のアルペジオ [アート]
専門雑誌 「CGWORLD」 MARCH 2014 187号
「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」 とアニメ製作スタジオ「サンジゲン」が、34ページにもわたって特集されています。
はっきり言って、この描き下ろしの表紙だけでも「買い」です
アニメは第1シーズン12話がすでに終了していますが、いやーーーーすごかったですね。
テンポの良いストーリー展開、迫力ある戦闘、特徴的な”霧”艦艇の表現、ち密な作画・・・などなど、劇場映画並みのクオリティでした。 第2シーズンが待ち遠しいですねぇ。
この専門誌を読んでビックリしたのは・・・人物キャラクター(50体も)まで3DCGで製作されていたことです。
3DCGで動かした映像をセル画ライクにしていたのですね。
内容の大まかな見出し
表紙のメイキング、
さんじげんの歩み
制作の流れ
キャラクターモデル(モデリングの変遷等)
アニメーション(演技、カメラワーク等)
質感の表現
艦船(モデリング、バイナルパターン、変形等)
撮影ワークス(エフェクト等)
改めて、こだわりのCGの世界に圧巻です。
私は「メイキング」モノも結構好きなのですが、いつも携わる方々の努力と創意工夫、コダワリ、熱意に感動します。
(羨ましいわけでもありますね。)
ファンの方、必読です
ついでに(あくまで、ついで・・です)入手した「設定資料集」です。ついでです。(←しつこい)
こっちの本(とはいえないかも)はあまりお勧めではないですが。 せめてカラーだったらと思います。
それにしても・・・
イオナ、カワイイなぁ~。
CGWORLD (シージーワールド) 2014年 03月号 vol.187
- 作者:
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2014/02/10
- メディア: 雑誌
TVアニメーション『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』第1巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- メディア: Blu-ray
TVアニメーション『蒼き鋼のアルペジオ ―アルス・ノヴァ―』第2巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- メディア: Blu-ray
TVアニメーション『蒼き鋼のアルペジオ ―アルス・ノヴァ―』第3巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- メディア: Blu-ray
TVアニメーション『蒼き鋼のアルペジオ ―アルス・ノヴァ―』第4巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- メディア: Blu-ray
大地の芸術祭 上鰕池名画館 Part-2 [アート]
Y089 上鰕池名画館 大成哲雄+竹内美紀子 2012/2009
松之山地区・上鰕池(かみえびいけ)集落の自然景観とお父さん、お母さんたちによって再現されたおなじみの名画の数々。
昨日放送された、
金よう夜きらっと新潟「ひとときのにぎわいの中で~大地の芸術祭 ある集落の物語~」
では、上鰕池集落の方々の芸術祭の夏が紹介されていました。
様々なところからのお客さんたちとコミュニケーションを楽しむ集落の方々。
実はたまに、地元の人には迷惑なのではなかろうか・・・と遠慮しつつ訪問することがあるので、
集落の方々共々楽しめるのはとても嬉しいです。
みなさん、3年後もお元気で。 (というか、「秋の部」でも開館していただけませんか・・・?)
TVの中で、お姉さんが「ムンク」の区長さんと写真を撮っていた。 羨ましいぞ。
大地の芸術祭 松代城山 [アート]
「まつだい農舞台」の川向こうの城山には多くの作品が、常設で展開されています。
西洋料理店 山猫軒 白井美穂 2000
宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフとした作品。
扉をどんどん進んでください・・・
砦61 クリスチャン・ラビ 2000
ぜひ道から眺めるだけでなく、作品の中へ入ってみてください。
なぜ「砦」なのかがわかる気がします。
「61」はいまだ謎・・・。
フィヒテ(唐檜) トビアス・レーベルガー 2003
森の中の小さな図書館。
本棚にはドイツの書籍。
ドイツの思想の歴史=深い森 を具現化した空間。
静かに物思いにふけるも良し。 本を手にとってひと時の読書を楽しむも良し。
私たち家族も大好きな作品です。
本日 9月28日(金) 19:30~ NHK総合TV (新潟県内ローカル)
金よう夜きらっと新潟「ひとときのにぎわいの中で~大地の芸術祭 ある集落の物語~」
この夏で5回目の開催となった「大地の芸術祭」。集客数は過去最高を記録、十日町市の山あいにある17世帯の静かな集落にも1日千人を超える人が訪れた。日常と全く異なる光景の中でも、集落の人々は観客を温かく迎え入れてきた。3年に一度行われる祭りのにぎわい、そして訪問者とのふれあいは集落の人々の心に何を残すのか。番組では芸術祭が最高潮を迎える最終の連休、そして祭りのあとで日常に戻っていく小さな集落を追った。
22:00~ NHK総合TV
NHKスペシャル「“水玉の女王”草間彌生の全力疾走」
世界の現代美術界を水玉アートで席けんする芸術家・草間彌生83歳。去年から今年にかけ、アジア人としては初となる欧米での大回顧展が開かれている。名だたる高級ファッションブランドとのコラボレーションでは、自らの等身大人形が世界中で飾られるなど、大スターぶりを発揮。その影で、幼いころから心の病との闘いを制作のエネルギーとしている。初めて住まいである病院にもカメラを入れ、草間の実像に迫る。
大地の芸術祭 花咲ける妻有 [アート]
花咲ける妻有 草間彌生 2003
ほくほく線松代駅のホームの真横にあるので、一度は目にしたことのある方は多いと思います。
「なんだーあれーーー???」 ってな具合に。
私たち一家が初めて「大地の芸術祭」を訪れたのは2006年夏。 この松代からスタートしました。
写真を見ると、初めて撮った作品がコレ・・・。 なんてこった・・・。
実は草間彌生という人のことはこのずーっと前から知っていました。
何故か?、行く先々の美術館で、個展をしていたり、作品があったりで・・・。 なにせインパクト強いから、当時小学5年生の娘でさえ知っていたのですよ。
この「花咲ける妻有」は、草間大先生のお気に入りナンバーワンだそうです。
でかくて、毒がありそうで、雄しべ?に捕まって食べられてしまいそうな、近づきたくない作品です。
(←もっとマシな感想はないんかい)
さて、
9月28日(金) 22時より NHK総合TVにて
NHKスペシャル「“水玉の女王”草間彌生の全力疾走」
が放送されます。
お楽しみに・・・。
こわいぞ・・・。
大地の芸術祭 出逢い [アート]
M042 出逢い DEAI
Bubb & Gravityfree with KEEN 2012
フットウェアブランド”KEEN” のコラボ企画
2年前に亡くなったおばあちゃんが、10年前まで住んでいた一軒家が、過去を未来へ繋ぐ空間になります。
おばあちゃんが編んだわらぞうりが迎えてくれます。(使用できます。)
暖簾の中は、手前から
過去
現在
未来
過去
おばあちゃんが使っていた品々
現在
今の記録
未来
一筋の光は”可能性”
虹は”結集した結果”
(私は、虹の七色 = 光の中に潜んだ可能性 と思いました。)
部屋の隅に置かれた物入れも
おばあちゃんのもの
2階 快適そうな空間
わらぞうり と 現在のKEENのシューズ
そして、次に来るものは?
この”出逢い”は2015年完成となっています。
次回のトリエンナーレでは、どのような姿に完成しているのでしょうか。
パンフを掲載します。
芸術祭も本日が最終日です。
私たち家族は、今日も訪問します。
最終日にはどんな出逢いがあるでしょうか。
大地の芸術祭 津南エリアの2作品 Part-2 [アート]
津南エリアのマウンテンパーク近辺の作品
M035 タイム・トンネル 呉達新(ウー・ダシン) 2012
トンネルの先は・・・?
少し分かり辛いところにありますが、
M036 より少し上の右側です。
M036 在るべき場所 リュウ・ジャジング 2012
世界中のいろんな場所への道標。
それによって、逆に今立っている場所がどこなのかを認識する。
美しい河岸段丘も展望できます。
道標を見ながら散策しましょう。
「・・・・・・」
(変な場所も幾つか・・・・)
会期終了まであと2日
大地の芸術祭 川西エリアの2作品 [アート]
K082 LACHIKU 岩城和哉+東京電機大学岩城研究室 2012
LACHIKU = らちく と読みます。 「らせん」と「竹」を合わせた造語だそうな。
竹の素材の魅力を生かした空間・・・。
見晴らしの良い場所です。
(変なやつらがいますが・・・)
ウェーブが美しい。
竹のトンネル
K083 畦の花館 杉浦康益 2012
ナカゴ・グリーン・パークから奥へ自動車で15分弱。 ちょっとわかりづらいですが。
うす暗い中に咲く、陶の花
幻想的な空間です。
時間かけて来た甲斐があります。
会期終了まであと3日
大地の芸術祭 枯木又プロジェクト [アート]
「枯木又プロジェクト 循環する時 」
旧枯木又分校において、京都精華大学のメンバーによって長期的に展開されるプロジェクト。
・・・とガイドブックにはありますが、詳しい内容は書かれていません。
旧枯木又分校も、国道117号線から自動車で20分弱かかるかなり深い場所(つまり山奥)にあり、決して行きやすいともいえず、最初は「行こうかな~?」という感じでした。
しかし訪問してみると、ガイドブックには掲載されていない作品が展開されているなど、時間をかけてきた甲斐のある見所の多いところでした。 オススメです。
ガイドのチラシを掲載します。
T266 キセイ・樹
今村源 2012
自然の中の樹登りと人工物による”樹登り”の融合?
T268 大地の記憶
内田晴之 2012
T269 Snow Room
小松敏宏 2012
雪解け水の美しい保管庫
なんか、こういう作品すきなんですよね。
以降、ガイドブックに掲載されていない作品の一部
Memory Project
岸本洋平 他3名
分校に残された備品たちが、遊び歩いています。
静かに目をむけた
中島伽耶子
個人的に最も「出会えてよかった・・」と思った作品です。
床一面に張られた墨汁の、鏡のように平らで静かな水面は、分校の有様を忠実に映し出します。
この水面の奥には、もう一つ、児童のいっぱいいた分校の姿が隠れているのでしょうか?
記憶-再生
若林亮
会期終了まであと4日
おまけ
T139 かまぼこフェイス
開発好明 2006
道すがら、こんな楽しいやつらもたくさんいます。 お見逃しなく。
大地の芸術祭 未来への航海 [アート]
越後田沢駅前に建てられた真新しい木の”格納庫”
中には、未来へ向かう船と、連綿と続く人の命のつながり
N061 未来への航海 河口龍夫 2012
船には蜜蝋で大切にくるまれた蓮の種
それは2000年後でも芽をだしてくれる
船の中央には
放射線をも通さない鉛の容器
作者(もしかして私たち)は
どんな大切なモノを
未来へ託すのだろう
N062 水から誕生した心の杖 河口龍夫 2012