芋発電は日本を救う・・・か? [日記・雑感]
先々週開催されていた、「メッセナゴヤ2012」
「環境・安全・モノづくり」をテーマとした異業種交流展示会です。
そこで見つけたものの一つがこれ・・・。
矩義所建築有限会社さんという会社が開発した、燃焼発電装置。煙、有毒ガスを排出しない特殊な燃焼方式は、社長さんが独自に開発したものだそうです。
燃料(薪や間伐材、バイオマス等なんでも)を縦に置き、上から火をつけます。
すると、適切な量の空気が自動的に供給され、燃料は上から下へ完全燃焼していき、煙・有毒ガスを排出せず、最後は炭になる。その空気を供給する穴の数と大きさが特許だそうです。
そして、その炭は土壌改良剤として使用できる。
さらに、その熱を利用し、スターリング・エンジンを動かし発電をしようというのがこの装置です。上にのっかているのがそのスターリング・エンジン。(これについては、気が向いたら別途取り上げたいと思います。)今回は発電のデモはしていませんでしたが、実際に1kWの発電が可能とのこと。
この装置(会社)は、近畿大学の鈴木高広教授の「芋」を燃料とした「芋発電」にも協力。
(「夢の扉」という番組で見たことがありました。)
いらしていた鈴木先生ともお話させていただきました。
福島でこの芋を栽培してセシウムを吸収させて燃やし、電気と濃縮セシウム炭を作るという除染も考えておられるとか。
来月、やしきたかじんの番組の一貫で、この装置を使用し道頓堀で「芋発電」のデモをするそうです。(⇒ 衆議院選挙やら大阪市からのいちゃもんやらで中止になったとのことです。)
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