ラ・カリファ [映画・TV・音楽]
1985年放送のNHK特集「ルーブル美術館」
フランスTF1との共同制作で、毎回有名俳優がプレゼンターとして登場、美術品とその背景について解説するという意欲的なシリーズでした。 音楽はエンニオ・モリコーネ。
この番組の中で、忘れられない曲がありました。
それは、レオナルド・ダ・ビンチの回で、彼の死のシーンでかかった曲。
すでに何回かかかっていた曲でしたが、このシーンでは涙がでてきてしまいました。
ところがサウンド・トラックには、一番聴きたかったこの曲が未収録だったのです。
この時の失望ときたら・・・。
今の様に情報を容易に入手できなかった時代。
その曲を探し出すまで、エンニオ・モリコーネのサウンド・トラックを買う覚悟をしたのです。
そして探し出したその曲が、「ラ・カリファ」 (←今も昔もやってること同じですねぇ~)
同名の映画の表題曲です。 映画自体は日本未公開ですが、サウンド・トラックは入手できます。
このサントラ、全編「ルーブル美術館」じゃない?といってもいいほどの格調高さ。 (メインテーマまで、このサントラからの流用です。)
「ラ・カリファ」のバリエーションも収録されております。
またこの曲は、何枚かのベスト盤にも収録されていました。
そして、サラ・ブライトマンやヨー・ヨー・マなど多くの人がカバーもしていることも知りました。
こちらのサイトがとても詳しく解説してくださっています。ありがとうございます。
http://inagara.octsky.net/la-califfa
「ミッション」の「ガブリエル・オーボエ」と双璧をなす名曲・・・と賞されています。同感です。
(この2曲とも、サラ・ブライトマンがカバーしていますね。)
はるか昔に聴いて涙してしまった謎の曲が、現在でも多くの人に名曲として親しまれていると知り、感動してしまいましたよ。
一人のモリコーネ・ファン(の端くれ)の原点がこの曲でした。
では、エンニオ・モリコーネ 「ラ・カリファ」 お聴きください。(DJ風に)
http://www.youtube.com/watch?v=EnJsHSF6zgg&feature=related
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