小四以下も英語必修化を検討 [日記・雑感]
http://www.nikkei.com/article/DGXNNSE2INK03_Y2A900C1000000/
・・・だそうです。
教育のめんどくさい理屈はわかりませんが。
もしやるのなら、文法だの読解などより、会話を丸暗記を最初にした方が良いのではないかと思います。
以下、自分の経験から・・・。
欧米人、中国人と仕事をしている関係で、英語には四苦八苦しております。
会話など、「できる」などとは、お世辞にもいえないレベル。
でも、1年間位、毎日、英語のメールをやりとりし、打ち合わせをし、ドキュメントを書いたり、読んだりしていたら、まあ、そこそこ、意思を伝えられる程度には・・・なったかな?
通訳の人に、「正確なロジックの明解な文章が書けるようになった。」と褒められたのを、唯一の心の支えにしておりました。 そのころ(3~4年前)は、通訳の真似事までやらされ、実際一番英語ができたころだったかもしれません。 その後、一時期使わなくなったら、元の木阿弥・・・。 ダメですねぇ~。
そんな中で必要を痛感したことは・・・
・基本会話を丸暗記する。(決まり文句を覚える。)
単語を文型通りにあてはめていくと言葉になるという大きな誤解をしている気がします。 「May I help you ?」 が 「いらっしゃいませ」 なんて、考えつかないぜ。
・英語が聞こえる様にすること。
私の一番できてないことですが・・・。 よく「英語耳」とか言いますが、それだけではダメじゃないかと思うんです。ネイティブの話し方の特徴が理屈的に分からなければ、いくら聞いても理解できるようにはならないんじゃないでしょうかねぇ。
たとえば・・・hやtの発音が変化したり、抜けやすいとか。 「Find him」 が 「ファインド ヒム」 ではなく 「ファインディム」 になっちゃうとかね。 「Shut up !」 なんかも t の音が r に近い音に変わって繋がり 「シャラップ!」ですよね。 もはや別の音ですよね。こんなこと、教えてもらわなきゃ、わかりませんぜ。 RとLも・・・いまだに分からず。
・文法はあとからついてくる。
私たちは日本語を話していますが、はたして何程文法を理解しているでしょうか。 文法は意識しなくても、覚えている言葉の中から適切にくみたてているはず。
「Could you tell me where my seat is ?」 これは、「おしゃべりアメリ缶」という、小林克也が提唱した英語教材の最初のイディオムです。 これだけで、人に尋ねる時の単語の位置がわかります。 ここは理屈より先に覚えておけば、悩んだ時に応用ができますし、文法の確認もできます。
・日本の”常識”は正しくないかもしれない。
私たちは、「もう一度」という時に、「Pardon?」と教えられましたが・・・英国人に言わせると、「Pardon?」はあまり上品な言い方ではないとか。 彼らは普通に「Sorry ?」です。 逆に日本人は「Sorry?」は使うなと言われてきました。(あるシチュエーションでは確かに注意が必要)。 でも確かに彼らは、「Sorry?」 や [Excuse me ?」 をよく使います。
実際に彼らが使う言葉を教えるべきだと思うのですが。
これらは、最初に言いましたが、私が英語に四苦八苦している中で感じたこと、経験したことです。
正しいかどうかは・・・わかりません。
要するに・・・学校でやるなら 「使える言葉を教えてよ。(勉強したい。)」・・・ということなのです。
(いや、やってるのに私が知らないだけかもしれませんが。)
いかん。真面目なこと書いてたら頭痛がしてきた・・・
私のバイブル的教科書のいくつか・・・
映画英語のリスニング―New York Detective Story
森田勝之:著
音変化の規則性を理解しリスニング力を上げようという内容。
現在、新装版がでています。
英会話なんて中学英語
井口 紀子:著
もう、そのまんまです。
英会話とっさのひとこと辞典
巽一朗:著
バイブル中のバイブル・・・
ボトムアップ式 映画英語のリスニング 新装版―NewYork Detective Story (CD BOOK)
- 作者: 森田 勝之
- 出版社/メーカー: DHC
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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