リニアモーターカー

異国の空港に降り立ったものの、迎えが来ない・・・。

こりゃ～不安ですぜ・・・。

電話で確認したら、タクシーが事故っていけないので自力で来てくれと・・・。

素直にタクシーをひろえばいいものを、連れが「リニアに乗りましょう・・・」と。（←どこかバレバレ）

正直、大きな荷物を抱えて地下鉄だのバスだのには乗りたくはなかったのですが、まあ話の種にと乗ることに。

空港から連絡路を歩くこと７～８分でリニアのステーションへ。

普通席５０元。　航空券を見せると４０元（約６００円）。　

地下鉄の５倍くらいとのことで、乗客は少ないです。

私たちは、１車両貸切状態でした。　まあ時間も遅かったけれど。（でもPM６時すぎ）

最高速は４３０キロですが、この時間帯は３００キロに落としています。

しかも、最高速で走っているのはわずか２～３分。

乗り心地は・・・かなりがたがた揺れます。す～っと走るイメージは大崩壊。

日本の新幹線の方がよほど揺れないしスムーズに走りますね。

８分弱で終点。

でもここはまだ市内の端っこです。　目的地へはさらに地下鉄を２回乗り換えなければならないことが判明。

あきらめて、ここからタクシーにすることにしました。　しかしこれがケチの付き始めだったのです。

空港から市内までは、タクシーで１５０元もあれば行けます。　お金のある旅行者はタクシーを利用した方が、安全で早いとおもいます。

庶民は地下鉄やバスを利用するらしいですので、リニアの存在意味はさっぱりわかりません。　この先伸びれば、それなりに意味を持ってくるのでしょうが。

JR東海の社長が、「おもちゃ」と発言したそうですが、日本人の目には「未完成品」に感じるのではないでしょうか。こんなものを輸出しようとしているのですから・・・。　「おもちゃ」っぽいディズニーランドのモノレールの方が何倍も快適ですね。　

そして・・・私達の乗った車両は自動ドアが故障したらしく、車掌のあんちゃんが非常ボタンか何かで開けました。

これは秘密です。