恐怖のトイレ [日記・雑感]
「花子さん」が出る訳ではありません。
海外旅行や滞在をする人にとって、トイレ事情と言うのは実はかなり気になることなのではないかと思います。 まして、発展途上国ともなると・・・・。
この国では、「使用後の紙をトイレに流せず、横にあるゴミ箱に入れる」ということは、以前にお話ししました。
日本の観光地のトイレで、掃除のおばちゃんが個室のゴミ箱を見て悲鳴を上げることになる訳です。
ショッピングセンターなどの公共施設のトイレも汚いです。(私が行った限りでは。)
水圧が低くよく詰まるとかあるのでしょうが、 基本的に・・・
「綺麗に使おう」という気がないとしか思えません。
でも、これはまだ良い方です。
「ニイハオ・トイレ」 と言われる、みんなで並んで、あるいは外の人と話しながら用を足すトイレもあるとか。
で・・・
私もついに出会っちゃいましたよ。
ある業者さんのトイレ。 最初に入った時、一番奥でがんばっているお尻が見えました。
一応説明しますと、
写真左から右に繋がっている溝にまたがってウ◯コをします。 以上終わり。
・・・では意味がないので気を取り直して。
「個室」のドアは・・・ありません。壊れたままで直そうともしないみたい。
当然ウ◯コは溝の底にたまりますが、一定時間おきに写真左側から水が流れてきて右側へサヨナラします。
ところが・・・右壁の向こうは「女子トイレ」。
つまり、用を足している女子の下を、男子の◯◯コが上流から流れてきて、一緒に「どこか」へ行くんですね。
どこへ行くのかは聞けませんでした。
日本でも、ほんの10年前には近所の公園のトイレは汲みとり式で、臭く汚かったものです。
トイレ事情も、発展とそれに伴う意識の変化とともに向上するはずではあります。 多分・・・。
ちなみに、ここの場合はというと・・・。
社員の出勤管理は、なんと「指紋認証」。
人の管理は徹底的にするが、環境整備は興味無しということでしょうか。
働いている人たちも、多分「どうでも良い」と思っている。
せめて布でも張るとか・・・考えないんですね。必要が無いんです、きっと。
ここへ出張した二日間は、「絶対にお腹を壊せない。」というヘンテコなプレッシャー・・・恐怖に近い・・・がありましたよ。
(ちなみに女子用トイレには、さすがに「個室戸」は付いていたようです。)
「幼児のズボンは、すぐに用をたせる様に、お尻に縦に切り込みが入っている。」
と、「トリビアの泉」で初めて知りました。 本当でした。(目撃!)
家の前の植え込みでウ◯コする男の子や、薬屋(!)の店の真ん前で子供におしっこをさせる母親。(目撃!!)
砂漠のど真ん中や、山の中ならいざ知らず、小さいながらも町中ですぜ。
(道を歩くときは、下を気をつけていないと、「イケナイモノ」を踏んでしまいます。(目撃!!!))
日本人的には、ちょっと考えられない意識です。
英国では、トイレの個室の扉は下は大きく開いているし、隙間もスカスカでした。
それでもかなり「引いた」ものです。
日本のトイレの個室の戸は、(良いところは)開閉の隙間が出ないよう、合わせ目がR形状になって、隙間がでない様になっていたりします。
(わかりにくくてすみません。) 日本人の意識の高さにはつくづく感心します。
「トイレ観」というのも、環境、習慣、意識と密着だと感じます。
批判とかではなく、
古今東西のトイレについて何気興味が湧いて来ましたよ。
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