ヘブンズ・フラワー アイの銃 10 GM5版製作 6 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 10
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 6
スライドの製作 4
スライドのトップ(と思わしいところ)に削り跡が付きます。
そこからおよそのセンターをだし、フロント・サイトがのる幅4㎜ほどの平面部を削ります。
その後、サイト取付用の蟻溝を削り出すためにケガキをしました。(見えますか?)
最初はカッター内側⇔チャック間隔を約6.1㎜に固定します。
スライド前面には、上面が水平になるようプラ板を両面テープで固定。 (プラ板の固定位置を徐々に下げてカッターの切り込みを調節していきます。)
カッターのチャックの部分をプラ板に沿わせることで、水平と前面との並行をだそうと・・・。
結果は・・・まあ、こんなもんです
勢い余って、やっちまいました。
あとでプラリペアで埋めましょう。
やすりの角の微小な平面部や、Rが悪さをして、サイトがぴったりはまりません。
しかたがないので、あえて下に深く削り込んで、サイトと合う部分にRが付かないようにします。(機械工作でもよくやります。)
慎重に削っていきます。
うまい治具は考え付きませんでした。
少しずつ削っては、サイトを合わせ・・・の繰り返し&目分量。
サイトの蟻溝作りはうまくできたことがありません。
今回はなんとかなったかな?
勘合の強さもちょうど良い具合です。
サイト前面・スライド前面ツライチを狙いましたが、わずかにサイトが内側になってしまいました。
まあ、逆じゃなくてよかった・・・ということで。 傾きも無いようです。
溝の形状は、上記のように乱れていますので、不要なところは埋めて、稜線を整えることにします。
今日はここまで!
ヘブンズ・フラワー アイの銃 9 GM5版製作 5 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 9
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 5
スライドの製作 3
1.2㎜厚プラ板を貼り合わせたブロックにカッターを通し、プラ板とカッター内側の間隔を4.55㎜に調整します。
プラ板をスライド端面に沿わせれば、カッターは4.55㎜より手前にはこないだろうという企み・・・。
プラ板⇔カッター間の間隔を少しずつ変え、4回くらい削り。
カットは思ったよりうまくいき、上機嫌
でも・・・
・コマンダー用のブッシングが短い
・径のギャップが大きい
・溝位置がやや手前だった
など、いろいろあって、ブッシングの固定はガタガタ・・・。
結局、プラ板をあてて、勘合調整・・・。
まあ、いいでしょ。
大きなことはできません。
小さいことからコツコツと・・・
へれーん!!
ヘブンズ・フラワー アイの銃 8 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 8
SFA 4.3インチ・モデル GM-7 復活
GM5バージョンを製作するために、パーツを供出されてしまった哀れなGM-7を復旧させることにしました。
別な目的の為に取り寄せてあったパーツ。
(リアサイトを入れ忘れました。)
パックマイヤーグリップも届きました。
写真は省略しますが、再組立は以外な落とし穴が・・・。
①ハンマーの取付穴にハンマーピンが通らない。
寸法を測ると・・・
ハンマーピン径 4.9㎜
ハンマー穴径 約4.8㎜
「しまりばめだったのか!」 (←そんな訳なかろう!)
4.9㎜のキリを買ってきて、(ボール盤はないので、)電動ドリルで恐る恐る穴を拡大。
②パックマイヤーグリップがつかない。
つかない訳はないのですが、(タクティカル・ショート・モデルにはつけているので)新品状態では、ラバーのテンションが強くて中央部がうまく伸びず、取付穴に合ってくれないのです。 フレーム側がチェッカーリングなのも良くないようです。 むりやりつけても、ずれ気味だし、フレームに余計なストレスをかけたくないので・・・
3枚におろしちまいました。(←)
もともと、アイのモデルについているのも中央部がないし。
余談ですが、GM-7についていた”タックマスター”という怪しげなグリップは、台湾製のガスガン用のもので、もともとパックマイヤーの様に左右一体のものを、カットして使用したのだそうです。 分売が無い訳です。
じゃあ、同じじゃん!
ということで、
少しだけバージョンアップして復活した
SFA 4.3インチ ヘブンズ・フラワー・ショートスライド・モデル
ホンモノのグリップは、なにやらオーラが違う・・・気がする~~
ヘブンズ・フラワー アイの銃 7 GM5版製作 4 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 7
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 4
スライドの製作 2
ダストカバーの後部も3.5㎜程カット。
リコイルスプリング・プラグがきちんと収まるよう削り調整します。
フロント・セレーションを「プラ・リペア」で埋めます。 以前、同じMGCのベレッタM92Fを修理したときに、「プラ・リペア」とHW材の相性がとても良かったので、今回も期待して。
スライド面はマスキングテープで養生します。
アルミのアングル材・数種
プラ板(t1.2)
百均のクランプ
何が始まるのでしょうか?
スライドをアングルに固定して・・・
(各面をきっちりとあてます。)
紙やすり(耐水ペーパー)を両面テープでアングル材に貼り付けて・・・
こんな調子で少しずつ、切断面を仕上げていきます。
機械力がないので、面の平面と直角をだすために考えた簡単な治具でした。
ただし、この仕上げに約2時間もかけました・・・。
ガサガサだった切断面がきれいになってきます。
スコヤで各面からの直角も確認します。
おおむね良好・・・
次は大難関の、バレルブッシング固定溝の作成です。
ヘブンズ・フラワー アイの銃 6 GM5版製作 3 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 6
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 3
スライドの製作 1
秘蔵! これが計画図だ!!
すいません。これでも私、設計屋なんです。 (←なさけない・・・・)
これからの工作内容がお分かりいただけるかと・・・。この段階ですでに後悔・・・。
(最初は「MEUカスタム」をベースにしようとしていました。)
もぉ~もどれなぁいぃぃぃ たぁ~いよぉぉのきばぁ~・・・・
このカットだけで1時間もかかっちまったよ。
HW材は硬いっす。 (のこぎりも刃がまともでなかったけど)
試しにフレームと合わせてみます。
なーんか違うなぁ~。
理由はすぐにわかりました。
つづく
ヘブンズ・フラワー アイの銃 5 GM5版製作 2 [モデルガン]
「ヘブンズ・フラワー」 アイの銃 5
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 2
バレルの製作
当初、バレルもスライドもGM5(GM12)のコマンダー用を使えばいいじゃん~なんて、簡単に考えておりましたが・・・甘~~~~い。
写真上:GM12コマンダー用バレル
下:GM-7 4.3インチ用バレル
わかりにくいんですが、長さが3㎜弱違うのであります。(GM-7の方が長いです。)
GM-7 は4.3インチを謳ってますし、一方コマンダーは正確には4.25インチだったかも。
0.05インチ=1.27㎜ それにしても違いすぎです・・・。
使用するバレルによって、リコイルスプリングガイドやスライドの長さも調整が必要です。
必要な工程を検討し、スライドの長さは、GM-7 「ショート・スライド・モデル」 と同じにすることにしました。
コマンダーのスライドを使うとしても結構加工箇所が多いので、いっそ5インチのスライドをカットした方が良いと判断しました。 なら、スプリングやガイドロッド、バレルもGM-7のものがそのまま使用できそうです。 コマンダーのスライドが少しずんぐりに感じたせいもあります。
コマンダーのスライドを使用してはいけなかった ことが後からわかりました。
あとはGM-7のバレルをGM5(GM12)にフィッティングできるか・・・。
ここで・・・強ーい味方。
大阪ガンショップ マッド・ポリス様 http://madpolice.co.jp/
GM5(GM12)にGM-7のバレルを使うためのノウハウを解説してくれていました。
またそのための、バレル・リンクも作っておられましたぞ。 ありがとうございます。
フィードランプや位置合わせのスペーサー(プラ板)はあいかわらずエポキシ接着剤で接着。 白いのは、スライドと一緒に塗装することにしましょう。
発火に耐えるかは今後のテスト次第・・・。
スライド、フレームとのフィッティングのため微調整もたぶん必要でしょう・・・。
ヘブンズ・フラワー アイの銃 4 GM5版製作 1 [モデルガン]
[ヘブンズ・フラワー] アイの銃 4
SFA 4.3インチ・モデル GM5版製作 1
フレーム側から製作。
ハンマー:GM-7 のものに交換。
ハンマーストラット&ピン:GM5のもの。
サムセフティ:上はGM5、下はGM-7
上:GM5 アンビセフティ
下:GM-7
設計者が同じなので少し期待したのですが・・・やっぱり互換性は無し。 甘くないっす。 取付穴径が同じだったのがせめての救い。
やっぱ、GM-7のものを使おう。
プラ板(!)をエポキシ接着剤で貼り、様子をみながら少しずつ削り・・・なんとかでっちあげ。
シアをブロックするだけだから大丈夫さ
壊れたらまた作るさ・・・と開き直る。
サムセフティをGM-7に交換したら、ノッチの位置が違っちゃった。
よって、スライド側に切欠きを新製。(左側の小さな山)要らない部分はあとで埋めよう。
フレームを再組立
グリップも、GM-7「ショート・スライド・モデル」のもの。 このパーツは分売していません・・・ということは、これを作るために、「ショート・スライド・モデル」を1丁犠牲にしているのさ! (←恐ろしい)
ハンマーが前に倒れすぎですね。何かスペーサーをかまします。
動作は一通り問題なく動きます。
2012.7.31 Update
この怪しい”タック・マスター”ラバーグリップは、海外のガスガン用のものだそうです。
新たに”パックマイヤー”グリップと、バレル等の供出部品を補完!し、GM-7「ショートスライド・モデル」を1丁復活させることにしました。