みなさんは中国を誤解していませんか? その2 [日記・雑感]

中国見聞録シリーズ その2 です。

□運転免許証を買うことができる。

本当の・・・というか普通の場合、運転免許を取るには、

公安で学科試験→場内運転試験→路上試験→運転免許証交付

運転練習は業者がいて、適当な場所(?)で練習。

と、突っ込みどころはあるものの、まあまっとうな手順を踏みます。

ちなみに「居留証」を持ち、祖国で運転免許を所有している外国人であれば、学科試験のみで取得が可能です。

学科試験は、2000問中から任意に100問が出題され、90点以上で合格。

日本語での受験も可能。 テキストも入手できますが、翻訳が適切ではないようで、まったく意味不明です。

私も受験の申請だけはしてあるのですが、テキストで最初から10問連続して不正解した段階であきらめました。

実際この地で運転などして、万が一事故なんか起こしてトラブるのもノーサンキューですので。

おっと、話がそれました。

ところが、その「運転免許証」を買ったという人物が現れました。

なんでも、「浙江省内でのみ有効」だとか。

中国人の間でさえ、「ウソだろ~」という始末です。

”どうせ偽物さ。そんな話聞いたこともない。”というのが大勢の意見でした。

(当然のごとく偽物が横行しているそうです。)

実技は?・・・というと、免許証がきたあとで、”適当に”練習する・・・とのこと。

順番逆でしょ・・・というか、免許証売っているってなんだよ! 法律っつうもんがないのか、ここは。 

で、彼は毎日勤務中に1時間位、会社のクルマと仲間を借り出して練習に励んでいましたよ。

結局その免許証の「正体」はいまだに不明。 そんな制度があるのかも不明。

たぶん、公安に聞いてもわからないと思います。 お役所はまさに「お役所仕事」ですし、制度は管轄が細かく分かれており、いったい何処が正確に把握しているのか不明なこともままありますので。

さて実は中国で、運転のうまい人に会ったことがありません。

ここでいう”うまい”とは、適切な速度で、安全確認怠らず、整然と走る ことだと思ってください。 普通の日本人であれば、みんなやっていることです。

つまり、中国人の運転はこの真逆だと思っていただいて間違いありません。 

実は技術的にも下手な人ばかりです。(←私の目から見てさえ・・・) ”車庫入れ”に苦労している人を多く見ますし、駐車ラインなんて華麗に無視しています。 もっとも「ラインをはみ出すと、他者に迷惑がかかる」などという意識も無いのだと思います。 まあ、これは日本にもたまにおられますが。 正しいプロセスであっても、そもそも実技教習が十分ではないのではないかと疑ってしまいます。 民族性もあるのでしょう。

交通事情については以前にも触れましたし、今後も触れる機会があると思います。

とにかく、

絶対に中国人に日本で運転してほしくないです。 

くれぐれもよろしくお願いします。

sagitar.jpg

街でみかけた「VolksWagen Sagitar」

一般にいうところの「ジェッタ」の現行モデルです。 日本には導入されていません。 好きなんですが。

この国では、VW や AUDI が多いですね。 人気もあります。 

(なんだかんだ言って、日本車の人気も実は大きいです。) 


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